【「HiGH&LOW」で人気急上昇中のZENとは?】「パルクールパフォーマー」は「天命」

「HiGH&LOW」で「パルクール」を取り入れたアクションをこなしているZENさん。
劇中では一番人気と呼び声が高い「無慈悲なる街の亡霊・RUDE BOYS」に所属し、華麗なアクションを見せてくれています。

★【実は人気No.1!!】「HiGH&LOW」の「無慈悲なる街の亡霊・RUDE BOYS」とは? の記事はコチラから

ZENさんとはいったいどんな人物なのでしょうか?

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ZENの実力は?

★ZEN

ZEN

1993年5月13日生まれ。
パルクールとの出会いは、15歳の頃。
友人に観せてもらった映像に一目惚れしたとのこと。
16歳で単身渡米し、技術を身に付け、その後、日本に拠点をおきながら頻繁に海外を行き来するようになる。

2011年、18歳のとき初出場したパルクールの国際大会「Red Bull Art of Motion Yokohama」で5位に入賞し、アジア人初の快挙を達成。
前出の2015年「North American Parkour Championships」大会のほか、2016年4月の国際大会「WFPF(World Parkour Pro-Ama Championship)」でも3位に入賞するなど、その地位を確固たるものにした。

また、EXILE TRIBEのライブや三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「O.R.I.O.N.」のミュージックビデオに出演するなど、パフォーマーとしても活動。
ドラマ「HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.」、公開中の映画「HiGH&LOW THE MOVIE」では、俳優業にも初挑戦し、さらには7月22日より開幕した「HiGH&LOW THE LIVE」にも出演するなど活躍の幅が広がっている。

そして、7月27日には初のフォトエッセイ「FLY」を発売。
「自分の内面を掘り下げた、普段言葉にしないような内容もたくさん書いてあるんです。皆さんはどう感じるんだろう?」。
パルクールと出会って変わった自分、その半生を振り返っている。

フォトエッセイ発売にともないロングインタビュー!

(以下、モデルプレスより引用)

― 初のフォトエッセイということですが、ZENさんの全てが詰め込まれているような気がしました。

ZEN:本当に色々こだわって語らせていただきました。
実は、最初にこのフォトエッセイのお話をいただいたときは、自分でもびっくりしたんです。
いつかは…とは考えていましたが、漠然ともう少し先のことだろという気持ちだったので。
でも、このタイミングだから、見せられる部分もあるだろし、今の自分を残せるという意味では非常にありがたいタイミングでした。

― 今はファンの方に早く届けたいという心境でしょうか?

ZEN:嬉しい半面、少し怖かったりもします。
自分の内面を掘り下げた、普段言葉にしないような内容もたくさん書いてあるんです。
皆さんはどう感じるんだろう?って。
「HiGH&LOW」で初めて僕のことを知ってくださった方もたくさんいるでしょうし…意外だと感じる一面も多いと思います。

―「HiGH&LOW」の反響はご自身でも感じていらっしゃると。

ZEN:はい、ありがたいことに。
SNSの反響やイベントに来てくださるお客さんが増えたり。
あとは、大会で結果を出すというのはもちろんなんですが、メディア露出が増えたことで、パルクールの認知度もここ2年ほどで飛躍的に高まったのかなと思っています。

初の演技に挑戦 反響大きく「本当に幸せ」

― 今回が俳優初挑戦だったということですが、演技はいかがでしたか?

ZEN:演技レッスンとかあるのかな?と思っていたらなくて(笑)。
自分で勉強し体当たりで撮影に挑ませていただきました。
最初は、イメージしていた自分と映像の自分との差に悩まされていたんですけど、事務所の先輩方をはじめ周りの方々を見ながら、勉強させていただきながら、という感覚でした。

― 今回、EXILE TRIBEの方々など、多くの先輩方と共演されましたが、現場で特に印象に残っているエピソードを教えてください。

ZEN:色々な先輩方にお話を聞かせていただいたのですが、山田裕貴くんとご飯に行かせていただいたときに、「チーム一人ひとりの役作りじゃなくて、全体で世界観を作り上げてる」と言っていたのが印象に残っています。
それまでは、自分がどう演技をしたらいいか、立ち振る舞えばいいかということばかり考えていたのですが、もっと広い視野でいることが大切なんだって。「さすがだな」と思いました。

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― アクションの部分では、アドバイスも求められることもあったのでは?

ZEN:そうでしたね。でも、簡単なことは言えなくて…ただ「アクション良かったよ」ってと言ってくださって、それはすごく嬉しかったです。
自分としては、パルクールの映像を作っているわけではないので、あの世界観の中にどうハマるかというのを考えながら、やっていました。
監督とも入念に打ち合わせをさせていただき、パルクール+αで魅せられたらいいですねって。

― パルクールを活かした役で、まさにぴったりでした!

ZEN:そう言って頂けるとホッとします。
演技をしている自分と言うのは、不思議な感覚だったので。
基本的には、プレイヤーであるこということが主軸にあるので、こうやってすべての活動が繋がっていく環境というのは、本当に幸せです。

「パルクールをひとつのストリートカルチャーに」

― ZENさんは16歳でアメリカに単身渡米されたということですが、その頃からパルクールを日本で広めたいという想いがあったんでしょうか?

ZEN:最初は、友達に観せてもらった映像に衝撃を受けて、「行きたい!」という想いだけでした。
脳と行動が直結していて、常識もなかったから、それが普通じゃないってことすら分からなかったんですよ。
「行きたいのに、なんで行かないの?」
「何の問題もないじゃん」って(笑)。
結局、高校1年生の夏休みに行って、そのまま帰りたくなくなって、親を説得しました。

― ご両親は最初から賛成で?

ZEN:いいえ、さすがにすぐOKという感じではなかったです。
でも「私たちが、1番お前のことを応援してる。そんな人達を説得できないくらいの想いなら、向こうに行っても何もできない」って言ってくれて、必死で想いを伝えました。
結果的に通信制の高校を卒業する事を約束し、日本とアメリカを行ったり来たり。
本当に親の応援があってできることだったなと感謝の気持ちでいっぱいです。

ZEN

― 素敵な言葉ですね。夢中だった時代から、パルクールを広めたいという気持ちに変わったのはいつ頃のことですか?

ZEN:高校卒業が見え始める2年生から3年生の頃、進路について考えたとき「パルクールの役に立ちたい」「パルクールに恩返ししたい」という気持ちが生まれました。
そこから、「日本のパルクールにとって必要な人材になろう」「じゃあそのためにはどうする?」って変化して、「プレイヤーとしてメディアに出てシーンを引っ張っていく人になろう」という答えに辿り着きました。
その当時って、パルクールのプレイヤーはスタントマンとしての仕事が主で、プレイヤー自身が注目されるってことがなかったんですよ。
それを変えたいって気持ちが1番でした。

― 使命感のようなものでしょうか?

ZEN:そうですね。それが当たり前だと思いながら。
パルクールのために頑張ることが自分の喜びだし、天命だと思っています。
だからこそ、16歳の頃から3年位フリーでやって、どうしたらストリートカルチャーとして、ひとつの文化として認めてもらえるのかってことをずっと考えていました。
スケートやブレイクダンスのカルチャーも勉強しました。
今日に至るまで、どんな風に盛り上がって、文化のひとつとして今の地位を築いたのか。

― パルクールをひとつの文化に、と。一朝一夕にはできない壮大なテーマですが、心が挫ける瞬間はありましたか?

ZEN:細かい出来事で言うとあるんですけど、気持ちが変わるほどのものはないです。
常に次のテーマが見えていて、そこに向けたプロセスを重ねていくだけです。

― 実際には、どのような活動を行ってきたんですか?

ZEN:初めは人との繋がりを最優先にしていました。
応援してくれる人はいないのかと探すことから。
あとは、プレイヤー自身に注目集めるには、かっこいいファッションをしてなきゃ興味を持ってもらえないって身なりに気を遣うようになったり。

― まさに、スケートやブレイクダンスの例ですね。

ZEN:そうなんです。そういう部分に気を遣っていないと、結局裏方に回されるんですよね。
そのあとは、同じ志を持った人たちと集まって、コミュニティを広げていきました。
その中で、一人ひとりの役割を考えて。
僕がメディアに出て知名度を広げる活動をしている間、ほかのメンバーは裏でパルクールの底上げをしてくれています。
受け皿を作ってくれている状態です。

― 今の1番の課題は何だと考えていますか?

ZEN:プレイヤーが増えていないことです。
あまりに人間離れした動きなので、観るのは好きだけど…って人が多いんです。
でも、実はパルクールって身体能力じゃなくて、身体と精神をいかに結びつけることができるかってことなんですよ!

― 身体と精神を…?

ZEN:例えば、バク転をするとなったら怖いじゃないですか?
でも、側転ならできる。どちらも首が1回身体より下になるっていう、リスクがあるのに側転ならあまり怖がらずできる人が多いのは、イメージができるからなんです。
そのイメージを補えるものっていうのが知識になるんですよ。
なので、パフォーマンスは周りから見て危ないように見えていても、僕らは知識があるからリラックスした状態でいられるんです。
90階のビルの屋上から、向こうの鉄骨に飛び移ってくださいって言われたら、僕らはどうすればいいかイメージできます。
もし踏み切ったときに「行き過ぎたな」「足りないな」って思っても、空中でどういう動きをすればいいのか知識があるから大丈夫。
それがパルクールなんです。

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― あの動きは知識によって成り立っているんですね。

ZEN:危ないことがどんどんできるようになってるっていうよりも、リスクをどんどん減らしているって表現が近いです。
僕も最初は生まれつき度胸があって身体能力が高い人ができるんだって思ってましたけど、そんなことないんですよ!
結果、僕にもできているですから。
世間的なパルクールのイメージが変わって、腹筋を割りたいって人が、筋トレの代わりにパルクールをするような世界にしていきたいです。

― それが今の夢ですか?

ZEN:人生単位のテーマは、パルクールを発展させ続けていくこと。
世界的に僕らはファーストジェネレーションにあたる世代なので、カルチャーを一歩一歩作っていきたいです。

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